井上孝行 Takayuki Inoune

1981年生まれ。国語科教師としてのキャリアを経てエンジニアへ転身。これまでに、人気哲理作家のSNS開発や、ユーザーの夢実現をサポートするカスタマイズAIの作成など、多くの革新的プロジェクトに携わる。20年以上にわたる都市伝説調査の中で、特に神社に魅了され、数々の神社を巡礼。2024年、神社調査チームのシステム担当として参加し、万直しプロジェクトのシステム開発に力を注ぐ。日本の神社文化に対する深い思いを持ち、次世代に伝えることを使命とする。ご縁を感じる御祭神は、天之御中主。

【紹介】
役割|神社プロジェクトの総括およびシステム構築を担当
使命|「神社を守ることが日本を守る」という信念を広め、次世代へつなぐシステムの構築
参加動機|土地ごと消えゆく神社の存在を知り、その存続に危機感を抱いたため
望む成果|神社文化を次世代に伝え、地域社会と神社を結びつけるプラットフォームの完成
神社とは|日本の伝統と自然が調和し、心を癒し、繋がりを感じられる場所
お気に入りの神社・仏閣|真名井神社(京都)、籠神社(京都)

【メッセージ】
私は長年、都市伝説の調査を続けてきました。その中で気づいたのは、都市伝説が単なる噂話や不思議な話に留まらず、時には私たちの歴史や文化、そして人々の心の深層に触れることがあるということです。そして、日本の神社はその中心的な存在だと感じています。神社は何百年、時には何千年も前から、特別な場所として日本人に大切にされてきました。それは、単に神を祀るだけの場所ではなく、人々が自然と調和し、地域の絆を深める場としての役割を果たしているからです。

都市伝説を調べる中で、「神社はその地域の心を映す鏡だ」という言葉が印象的に残りました。地域の絆が強い場所では、神社も生き生きとした存在であり、祭りや伝統行事が継承されています。一方で、地域のつながりが失われると、神社もまた荒れ果て、忘れられてしまうことがあります。これは単なる建物の劣化ではなく、地域の人々の心のつながりが薄れていく過程なのです。

私がこのプロジェクトに取り組む理由は、こうした神社の消えゆく危機に対する強い危機感からです。神社は、私たち日本人が自然や宇宙とつながる場所であり、その文化と精神を未来に繋ぐ大切な存在です。これからの世代に、日本の神話や歴史、そして神社の価値を伝えたい。そして、子どもたちが「神主さんになりたい」「巫女さんになりたい」と誇らしげに言えるような未来を作りたいと願っています。

都市伝説の中には、過去と未来をつなぐ神秘的な要素がたくさん含まれています。それと同じように、神社もまた、私たちの歴史と未来を結ぶ重要な存在です。日本の神社文化を守り、その価値を次世代へと伝えるために、このプロジェクトを通じて全力で取り組んでいきます。